施工データ

工事着工まで何度もプランを修正し、お打ち合わせを重ねて実現した、一階部分のフルリフォーム工事です。
積極的に施工にも参加していただき、外部のモルタル塗りや内部の壁の珪藻土塗りなど、汗を流していただきました。
床は人気のポンデロッサパインの無垢フローリングです。
2方向に入っている古材の梁は、間仕切壁を撤去した際に露出してしまった梁をカバーするために取り付けました。
玄関脇に作った大容量の収納のおかげで、とてもすっきりしました。

「104」とは、ただ新しいだけではない、どこか遊び心のあったりどこか懐かしかったりと、その人にとって居心地のよい空間を取り入れるP's supply homesのコンセプトです。

施工内容

玄関ドアはピーズオリジナルです。
チェッカーガラスをはめ込んで、アイアン製の格子とハンドルを取り付けました。
テラコッタ調のタイルは、色ムラがあるタイプです。

玄関に入ったところに、大きな収納を設けました。
実はここのスペースは、元々和室だった部分です。
リビング側の広さを出し、かつ、階段をリビングの中に取り込むために、玄関の位置を移動しました。

珪藻土塗りは施主様施工。今回かなりの面積があったので、とても大変だったかと思います。
I様、本当にお疲れ様でした。

リビング側から玄関を見たところです。
階段が取り込まれ、とても広さが感じられます。
階段材は、架けなおしたりせず、既存のままリメイクして再利用しました。

階段を下りながら、リビングを見たところです。

リビングとダイニングの間に収納を設けました。
リビングに出しっぱなしにしておきたくないものを隠せるスペースの確保も、やっぱり必要です。

正面に見える窓の位置に元々玄関があり、梁が通っているラインに間仕切壁があったのですが、撤去して、一体化させました。
構造的に抜けなかった柱が残りましたが、広さが全然違います。

今回はシステムキッチンを入れました。
飾り梁と同じ素材を、出窓部分にも使っています。

ガラスのシェードのペンダントライト。甘くなく、すっきり。

珪藻土は、調湿効果があり結露を防いで、カビ・ダニの発生を抑えてくれます。
また、落ち着いた質感がパインの家具や古材とよく合い、ナチュラルな空間にはぴったりです。

古材は、色味にばらつきがあり、その表情も独特のもの。
グレー系だったり、ブラウン系だったり・・・、ひび割れもくぎの跡も、味です。