ご主人と奥様、お二人暮らしのお宅をリフォームさせていただきました。
リフォームのメインは、和室を解体して洋室にしてキッチンとつなげること、そして、キッチンをタイル張りのかわいいキッチンにすること、の2点でした。
お持ちの家具が、オールドパインのとっても素敵な逸品ばかりだったので、フローリングは節のない、バーチの無垢材でちょっとだけ上品なものを選びました。
壁も石目調ではなく、シンプルに織目調の真っ白なクロスです。
「104」とは、ただ新しいだけではない、どこか遊び心のあったりどこか懐かしかったりと、その人にとって居心地のよい空間を取り入れるP's supply homesのコンセプトです。
以前、自由ヶ丘の雑貨屋さんで働いていらっしゃったという奥様は、
アンティークの繊細なガラスのシェードやドアノブ、ステンドグラスなど、
いろんなアイテムをすでにお持ちで・・・、
いろんなお話をたくさん聞かせてくださいました。
このペンダントライトもアンティークのものです。
キッチンのカウンタートップは25角のタイル、壁は,縦長のタイルを張っています。
ロジェールのガスコンロに、陶器の実験用のシンク・・・と、
まっしろなキッチンが出来上がりました。
塗装は、「ミルク色」とても可愛いです。
水栓は、いつものGROHEのアラベスク。
使いやすいよう吐水口を長いものに交換しました。
トイレのドアをオリジナルで作りました。
チェッカーガラスをひし形にカットして、はめこんでいます。
陶器のドアノブが、とってもかわいいです。
リビングへのドアは、定番のチェッカーガラスドア。
こちらのドアノブは、ガラスのノブです。
ノブもふたつとも、アンティークのものです。
この場を借りて、ちょっとだけ無垢の床材のお話を。
こちらのお宅で使った床材は、植物性のオイル仕上げがされている、
バーチ(カバザクラ)の無垢のフローリング材です。
巾は90mmで、厚みが15mm。
自然の風合いを損なうことなく、暖かく柔らかい木の質感を
そのまま感じられるフローリングです。
バーチの他にオークとメープルもあります。
床材は、断然無垢フローリングをお勧めいたします!
合板のフローリングにはない、年々色濃く、深みを増していく様子が、
楽しみになっていくはずです・・・。
私たちスタッフも、自宅で無垢フローリングを愛用しています。