施工データ

築25年の中古住宅をリフォームしました。趣味がキャンプというS様ご家族は、とても自然体で、最初にお会いした時から何か惹きつけられるものを感じました。すぐに意気投合し・・・、出会いから完成まで、約3ヶ月。古さを活かした、明るい空間に仕上がりました。元々2階にキッチンがあり、ここは和室になっていました。キッチンとつなげて、フローリングの明るいリビングダイニングに。今回のリフォームでフローリングにしましたが、少し和室の雰囲気を残しました。真壁という木造の軸組みを露出した壁のつくりをそのまま残し、壁と天井はフランス産の漆喰仕上げです。

「104」とは、ただ新しいだけではない、どこか遊び心のあったりどこか懐かしかったりと、その人にとって居心地のよい空間を取り入れるP's supply homesのコンセプトです。

施工内容

レトロ照明
古材グレイウッド

オリジナルキッチン

オリジナルキッチン

ピーズ・サプライのキッチンに古材の棚板、レトロな照明を組み合わせました。キッチンはオリジナルで、テーブルのようにオープンなつくりになっています。

古材グレイウッド

古材グレイウッド

床は、ボルドーパインの幅広無垢のフローリングです。よくピーズで採用しているポンデロッサパインよりも赤みが強く、節の数は少ないのですが、その代わりにひとつひとつの節が大きいので、力強さが出ています。グレイウッドの古材が雰囲気を出しています。

古材グレイウッド

陶器のシンク

水洗金具

洗面スペースは二つに致しました。

フランス産漆喰仕上げ

レトロ照明

施主様ご夫婦で仕上げていただいた漆喰塗り。記念の手形も残していただきました。

アンティークドアノブ
チェッカーガラス

アンティークドアノブ

アンティークドアノブ

アンティークなドアノブがさりげなく引き立ちます。

アンティークスイッチ

スイッチ

お施主様のアンティークなコレクションも光ります。

照明

リフォームするに当たり、まず、キッチンの位置を変更しました。
元々は、出窓に向かう形でL型にキッチンが取り付けられていましたが、全体のレイアウトに合わせ、移動しました。とってもシンプルなつくりになっていて、キッチンのベースは4つの木のフレームのみで構成してあります。材質はレッドシーダーです。
こんなキッチン、作ってみたいな~というスケッチから形になった、大工さん力作のオリジナルキッチン。ディティールもこだわり、ラフさと繊細さがミックスした、味わいのあるキッチンが出来上がりました。

扉は一切なし。すべてオーープンッ!
だからこそ、好きなキッチンツールを厳選して、置いてほしいです。
お鍋はこれがお気に入りなんだろうな~、あ、私もこれもってるな~・・・、
あれはどこで買ったんだろうな~教えてほしいなぁ~・・・。
そんなことを考えながら、お客様とお話しする時がとても楽しいです。

設備機器は、ピーズではとてもスタンダードなセットです。
シンクは、陶器製。水栓は(上の写真には写っていませんが)GROHEのアラベスク。
ガスコンロは、ロジェールの4口。色は、ステンレスのタイプを入れました。
食洗機はミーレ、カウンタートップは100角タイル仕上げです。

写真の右側奥の茶色のものは、撤去したキッチンの、レンジフードのスイッチ部分。
捨てちゃう・・・・・?って感じだったので、取り外しておいたとのこと。
もう一度スイッチとして使えるか・・・乞うご期待!?
古いものって、結構デザインがかわいかったりしますよね。